代表挨拶
単純形状・汎用性を極めた小物切削金属部品で多分野参入と社会貢献を目指す
弊社は1953年の創業以来、60年以上にも亘り、小物切削金属部品の製造、販売を行って参りました。小物切削金属部品と言ってもその種類は千差万別であり、また同業種の数も国内だけで8万社以上と言われています。海外メーカーを含めれば、どれほどの数になるのか想像できないというのが正直な所です。
ライバルが多い業種である事は容易に想像がつくのではないでしょうか?では、私ども細谷精機株式会社が、何故60年以上にも亘り存続し続ける事ができたのか?
それは「強み」に特化しているからです。
その「強み」とは以下になります。
- 強み1 : カム式自動旋盤等、昭和時代からの古い設備の有効活用と技術継承
- 強み2 : カラーやピン等の単純形状且つ汎用性部品が得意
- 強み3 : 年間3万個以下の少量生産を得意とし、1,000点以上の多品種を取り扱う
- 強み4 : ISOを取得し、管理システムが構築されている
- 強み5 : 社長窓口による即決、スピード対応
1つ1つでは大きな「強み」にはなりません。
何故なら、1つ1つで見れば他でも行っている企業があるからです。
弊社ではこの5つの強みを複合的に絡み合わせ、大きな「強み」とする事で、お客様からの信頼と実績を得ております。
2015年の代表就任と本社移転以降、会社沿革に記載されている設備投資や継続的な社内改善を積極的に進めた事で、大幅な品質・生産性の向上に成功し、働き方改革と既存顧客からの受注増加、新規顧客の獲得に繋がっております。また、弊社の活動をSDGs宣言書に明文化し、HP上に掲載する事で社内外に発信しております。
以下の数値例が、弊社活動の結果を物語っております。
① 受注件数の増加と安定化 年20点以上
② 年間平均有給取得日数の増加 18.7[日/名] ※2023年12月31日時点
③ 月平均残業時間の削減 1.93[h/名] ※2023年12月31日時点
④ 週休3日制の導入 月1日 ※2024年1月1日以降
細谷精機株式会社は、これからも強みを伸ばし、改善を積極的に進め、「古い」と「新しい」の良い所を複合させたハイブリッド企業となり、単純形状・汎用性を極めた小物切削金属部品で多分野参入と社会貢献を目指して参ります。